コロナウイルスの欧州主要国の感染者数と、各国の対策 最新状況まとめ
コロナウイルスにより、欧州主要国である
イタリア、フランス、スペイン、ドイツ、イギリス等
では感染者が急増してきているため、
各国は、この一週間で目まぐるしく
対応を強化しています。
現在欧州在住ですが、日本人在住のみなさま
からは予想ができないくらい町中は閑散と
しており、出入国禁止、病院薬局スーパー以外
は閉店等の対策が出ています。
国外に出ることもままならず、
旅行も基本的に禁止、
さらには外出も制限されている状況であり、
テレワークをほとんどの会社が実施しています。
状況次第ですが、ここ一か月ほどは、
ヨーロッパ中の人々が、家でずーっと
ひきこもることになるようなイメージです。
陸路の国境はほとんどの国が封鎖をはじめて
いるような状態にもなってきています。
3/17現時点で各国の主要な感染状況と
その対策を以下にまとめます。
1. 感染状況
3/16時点の感染者数は以下の通り。
イタリア約 25千人
スペイン約 10千人
ドイツ 約 6千人
フランス約 6千人
イギリス約 2千人
イタリアが欧州の中でも感染者が多く、
クリティカルな状況です。
2. 各国の対応
イタリア
3/9 イタリア全土での移動制限を開始
3/11イタリア全土での商業活動制限措置を開始
食品スーパー、薬局、ガソリンスタンド、銀行等の
生活維持に欠かせない施設以外はすべて閉鎖
外出は生活必需品購入以外の目的以外では自粛
スペイン
3/14 生活必需品確保のための移動、医療機関への
移動除く、不要不急のすべての移動を
制限措置。
スーパーや、薬局、医療機関等の生活維持に
必要な施設以外の一時閉鎖。
フランス
3/16 生活必需品確保のための移動、医療機関への移動を
除く、不要不急のすべての移動を制限措置。
町中には警官を配備し、不要不急の外出を
していないかのチェックもあり。
スーパーや、薬局、医療機関等の生活に必要な
施設以外の一時閉鎖。
ドイツ
3/16 スーパーや薬局、医療機関等以外の生活に
必要な施設以外の一時閉鎖。
レストランは6時-18時までの営業は可も、
テーブル間の距離をあけ、訪問客を抑制が必要
国外への渡航も基本的に禁止。
3. まとめ
2週間程前まではイタリア以外で、
コロナに対する対策をそこまでとって
いなかったヨーロッパの各国が、
先週末から今週にかけて、
一気に強い対策をとりはじめました。
日本では考えられないほど、
色んなコロナ対策への制限が設けられており、
ほとんどみんなが町中にいないので、
たしかにこれらの対策を一定期間実施すれば、
感染者数もどんどん減っていくような感触が
あります。